AtomがGithub Flavored Markdownのエディタとして使える件について
「これが21世紀のエディタだ!」とGithubが喧伝しているAtomについて。
今まで
クローズドベータ中なのでまだ作りが荒いところはあるようですが、なんとこれ、GFM(Github Flavored Markdown)のライブプレビューエディタ*1として使えます。
Markdown専用のアプリとしてはMarkdown Proを愛用していますが、当然ながらGFMは扱うことができません。
(あとMarkdown Proの不満点としては、普通に日本語使えるんですけど、バッククオートに囲まれたコード内に日本語が含まれていると文字参照になって読めなくなっちゃう)
EmacsとかVimとかSublime TextとかTextMateとかは、カスタマイズしてごにょごにょすればGFMも編集できるでしょうし、Webブラウザ上で動くGFMエディタなんかもあるようですが、なんか手を出す気が起きずにMarkdown Proを使っていました。
Atom
Atomにはデフォルトでmark-downパッケージが入っていますが、これがなんとGFMなんです。Githubチーム製なので当然っちゃ当然ですが。
普通のMarkdownに比べてGFMの何がよいかといえば..
- スネークケースが使えます(this_is_snakecase のisがイタリックにならない)
- URLが自動的にリンク貼られます
- Emoticonが使えます👍
- タスクリスト(- [x] で になるやつ)がなんとなく使えるっぽいです
- シンタックスハイライトしてくれます
- Markdown上の改行を実際の改行にしてくれるオプションが追加される*2 *3
その他はGitHub Flavored Markdown · GitHub Helpを御覧ください。
これから
まだ本体がクローズドベータですし、markdown-previewモードも発展途上かと思います。 気づいた点をざっと挙げると..
- PDF変換や印刷以前に、HTMLで出力できない
- 変換がちょっと変だったりする
- 長いテキストを入力している時、カーソル位置とプレビューペインの表示位置を同期してほしい
- シンタックスハイライトの対応言語がまだまだ少ない
などでしょうか。
こちらのパッケージはもちろんGithub上で管理されています。 知ってはいましたが、マジでCoffeeScriptで書かれてるのをみるとちょっとびっくりしますね。
HTML出力がないと印刷やPDF化もできず、個人的には大いに支障があるので実装してしまいたいです。ソースやCoffeeScriptの文法を眺めたりしています。