定食屋おろポン

おろしポン酢と青ネギはかけ放題です

分かんないことあったらTwitterで@飛ばせ VS プロに質問するなら金払えよボケ

ファイ!

※ちなみに僕はプロプログラマじゃないです。

3行で

  • プログラマに質問するのは、プログラマ文化的にあたりまえのこと
  • プログラマにタダで質問するのは、時間と金を費やして身につけたプロの知識をタダでよこせと言ってるようなもの

..どっちやねん

じゃんじゃん質問して。どんどん頼って。

プログラマ界隈は 「初心者でもコミュニティーに参加しよう」 「モチベーションあがるし、困ったことあればTwitterで@飛ばせば教えてくれるよ」 「みんな最初は初心者でいろんな人から教えてもらったし、マッチョの多くも知識をコミュニティーに還元しようって人が多いんだよ」 っていう話を読んだり聞いたりすることが多い。

とてもあたたかい世界だ。マサカリだって振り上げて投げ飛ばすには体力を使うはずだ。

実際、自分が「プログラミングをやってみたいんだけど」って相談されたときは

  • 最初でつまづかないように、動いた→楽しい!を一番簡単に体験できるのが大事よね
  • 環境構築とかオマジナイで躓かないようにしないと
  • ハンズオンじゃないと伝わりづらいところはハンズオンで行こう

って色々考えて教えたこともあった。睡眠時間きつかったりしたけど、「動いた→楽しい!」を初めて感じたころを思い出しながら考えるのは自分でも楽しかった。

以前、先輩のiOSエンジニアに「 Objective-Cで〜〜がやりたいんだけど、良いやり方ねーかなー」って相談されたときも、仕事とは全く関係なかったけど色々調べて、「それRubyなら◯◯っていって、言語でサポートしてまっせ。こんな仕組みでっせ。」って昼休み中にポロッとお伝えした。実際のところ僕の助言がどこまで役に立ったかはわかんないけど、今ではライブラリとして形になっていてすごくうれしい。

だから、モチベーション持って学ぼうとか、何かしようって人に時間を費やすのは全く苦じゃないってのは肌で知っている。 誰もがそうとは限らないけど 、プログラマ界隈があったかいのはこういうことなんだろうなって思っている。

お金を貰うだけの仕事をするからプロ

一方で、「プロの仕事には対価を払うべき」ってのがすごく引っかかって、なかなか人に気軽に聞けない。

正確に言うと、Twitterで@を飛ばすとかで「特定の個人に対して聞く」ってことができない。ブログやTwitterのひとりごとで「うーむ。。分からん!」ってつぶやくことはできても、誰かに直接助けを求めることができない。

「モチベーション持って学ぼうとか、何かしようって人に時間を費やす」のは、自分自身が楽しいし、うれしいからだとする。 であれば、自分が「ねーこれどうやんの?これ教えてよ」「ドハマりしたでござる。。ちょっとおにーさん助けてよ。。」っていうのは、「私の質問に答えるため、あなたは知識と時間を費やすことになりますが、たのしいしうれしいから、いいよね。まあ強要しているわけでもないし」って言ってるに等しいのではないか。

答えるのに大した時間はかからないかもしれないが、その背後に何千時間、何万時間を捧げているからこそ豊富な知識があるはずだ。

この文章を書いていて思い出したこと

父が昔、「父さんや母さんは、おまえを育てるために金を出すし、時間を費やすし、愛情も注いでいる。しかし、親に返さなくてもいい。お前に子供ができたら返してやれ。」と言っていた。

頼りたいときには先輩に頼って、後進やコミュニティに還元していくのが正解だ、と考えて、うだうだ言ってないで、みんなでコードを書けばよいのだろうか。